北海道伊達市は、札幌と函館のほぼ中間に位置する、人口約3万2千人のまちです。有珠山や昭和新山、噴火湾(内浦湾)に面した自然豊かな地域で、隣には工業都市の室蘭や温泉地の登別・洞爺湖があります。また、室蘭・登別・伊達・豊浦・壮瞥・洞爺湖の6市町で構成される北海道西いぶりエリアとして連携しています。
伊達市は、1870年に仙台藩一門亘理領主伊達邦成とその家臣達が集団移住した歴史があります。1972年に町から市となり、2006年には旧大滝村(現在の大滝区)と飛び地合併しました。
「コンパクトシティ」である伊達市は、温暖な気候から「北の湘南」とも呼ばれ、商業施設・公共施設・医療機関などが市街地中心部に集まっています。
産業は主に農業と水産業で、多種多様な伊達野菜の栽培やホタテ養殖が特に盛んです。また、大滝区は森林産業と農業が盛んで、北湯沢温泉郷として多くの観光客を迎えています。